「信仰」が御子を揺り起こす
福音書の御子は「平和の君」と呼ばれ、戦争は「嵐」と形容されている。
歴史を振り返れば、イエスを葬ったユダヤの都は不穏な空気に包まれ、ついに戦争で滅んだ。
もし平和の君が生き続けていたら、「嵐」を叱ってくれただろう。
イスラエルという船は嵐に揉まれず、存続できたと福音書が示唆している。
マルコ4章
35 さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。
36 そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。
37 すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。
38 ところが、イエス自身は、・の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。
39 イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。
・・・
日本では、「世間に波風が立つ」という表現を使うが、
それは、「嵐を静めた御子の弟子」が来ている国だからである。
しかし、徐々に「信仰」が不足し始めた。
40 イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。
41 彼らは恐れおののいて、互に言った、「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」。
・・・
「信仰不足」という表現には深い意味がある。
イエスは贖いのメシアとして去ったが、後は弟子に任されている。
御子の代わりとして、天地の契約を証しする「契約の箱」が日本にある。
しかしそれは、寝台(伊勢神宮)の下に隠蔽され、情報にも出なくされた。
それが神殿にあると、日本を支配している「赤い龍」の都合が悪くなるからである。
『地下に隠せ』
明治以後の日本は、上層部に暗雲が掛かっており、赤い龍の都合によって殿上人は動くのだ。
「平和の君」を地下で眠らせたまま、「日本丸」は戦争の嵐に突入した。
明治・大正・昭和という時代は、御子が眠ったままの神国・・・
深刻な嵐も防げなかった。
→ 宝の持ち腐れ
昭和の戦争では、多くの命が散らされた。
(赤い龍の計略が成功)
■四騎士の時代はいつ終わる
その後も、「信仰不足」を招く暗雲が去ったわけではなく、平和憲法を据えてもらっても四騎士による難儀は続いていた。
偽善・経済苦・疫病・死への行進・・・
多くの毒が巷に溢れ、有害な食品添加物が食卓に上る。
汚染物質の垂れ流しで、環境が深刻化している。
「抗癌剤」は死期を早めると言われながらも、医療の主役。
神の国での神輿の眠りは、救われるはずの民衆を儚(ハカナ)く散らし、地球全土を四騎士の蹂躙に任せてしまった。
これが→ 信仰不足
神の国の上層の信仰不足が、世界にまで影響を及ぼすとは・・・
それでも信じられない人は
→ 信仰不足
天上の御子に聞けば、そうした答えが来るはずである。
■御輿が出たら?
もし、天と地の契約を証しする箱が神殿に安置されたらどうなるだろう?
御子が目を覚まして大変化。
しかし、赤い龍には都合が悪い。
「砂の民」を自分の足台にしているためである。
彼らの王国が傾いてしまうだろう。
過去、イスラエルのネタニヤフ首相が日本を秘密訪問し、天皇への打診をした。
(裏情報)
「箱をイスラエルの第三神殿に移しませんか?」
しかし、話は消滅し、彼は失意のまま引き上げた。
それがもし、実現していたら?
→ パニック
イスラエルにはむしろ、難儀が降り掛かっただろう。
聖書に前例がある。
◉ペリシテ人による聖櫃奪取 - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%86%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%81%96%E6%AB%83%E5%A5%AA%E5%8F%96
サムエル記上4章には、箱を奪われた詳細が書かれている。
その章の最後(22節)に二重の解釈があるという。
以下資料より:
Glory is exiled from Israel (栄光はイスラエルから追放された)」と訳されるべきであり、ペリシテ人による聖櫃奪取は流罪の一種であると主張している。
(引用感謝)
口語訳聖書ではこの表現。
4:22彼女はまた、「栄光はイスラエルを去った。神の箱が奪われたからです」と言った。
栄光が奪われたのか?
栄光が追放されたか?
後者であれば、イエスが教えていた「信仰不足」と読まねばならない。
自分で→ 箱を地下に隠した
(栄光を追放した)
箱はイスラエルにも移っておらず、伊勢神宮の至聖所にも無い。
やはり「信仰不足」に分類される。
なぜなら、箱がもし第三神殿に移されていたとすれば、それは送り返されてくる。
神輿は、本物の系譜を持つ民にだけ寄り添う・・・という意思を持っており、「亜種家」の神殿には居座らないためである。
「この民とは契約にない」
■戦場となるイスラエルは平和が欲しい
今の中東は、戦闘状態。
ユダヤ教の詳細を知る彼らは、「神輿さえあれば」・・・と考えているだろう。
しかし実は、御子が眠りから覚めると、彼らにも都合の悪い状況となる。
(6節)
マタイ18章
3 「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。
4 この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。
5 また、だれでも、このようなひとりの幼な子を、わたしの名のゆえに受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。
6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海の深みに沈められる方が、その人の益になる。
「神輿」(契約の箱)はイエスの雛形。
だから、イエスを信じない(受け入れない)ユダヤ教徒には馴染んでくれない。
6節でイエスは、子供の時代から御子への信仰を奪うユダヤ教を「挽臼」(ヒキウス)と関連付けている。
深い意味を考えた。
「挽臼」(ヒキウス)は、穀物を砕く。
それは、穀物の「遺伝情報を破壊する」という意味である。
(種は芽吹かない)
これは、
→ 「民族の系譜」を消す行為
つまり、本家ではないがイスラエルという名を名乗るために挽き臼を回していた人々(亜種家)という意味である。
「海の深みに沈められる」というのは、こう読める。
分類が→ 海の民(諸国民)に入る
御子は、その方が「益になる」と教えている。
「アシュケナジー」と「スファラディ」で構成された神の国の民は、「海の分類」に戻った方が幸福になれるのである。
→ 標的から逃れる(戦争離脱)
まさに今、イスラエルの道は分岐点にあり、その前途は日本の殿上人(テンジョウビト)の「信仰」に掛かっている。
日本の頂点に『信仰』があれば、
彼らは『御子を揺り起こす』だろう。
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