鬼とも組む
「鬼とも組む」・・・
それはまるで、鬼を友に選んだかのような表現。
ウェブ資料では・・・
◉【鬼】鬼とも組む - ことわざ日記 http://kotowazanikki.blog.fc2.com/blog-entry-68.html?sp
二つの解説。
1.非常に強そうに見える。
2.強いばかりで人情を解さない。
「あいつは『鬼とも組む』ぞ」
・・・
実はこれが、聖書の話であった。
創世記32章 (ヤコブの組み討ち)
22 彼はその夜起きて、ふたりの妻とふたりのつかえめと十一人の子どもとを連れてヤボクの渡しをわたった。
23 すなわち彼らを導いて川を渡らせ、また彼の持ち物を渡らせた。
24 ヤコブはひとりあとに残ったが、ひとりの人が、夜明けまで彼と組打ちした。
25 ところでその人はヤコブに勝てないのを見て、ヤコブのもものつがいにさわったので、ヤコブのもものつがいが、その人と組打ちするあいだにはずれた。
26 その人は言った、「夜が明けるからわたしを去らせてください」。ヤコブは答えた、「わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません」。
27 その人は彼に言った、「あなたの名はなんと言いますか」。彼は答えた、「ヤコブです」。
28 その人は言った、「あなたはもはや名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい。あなたが神と人とに、力を争って勝ったからです」。
29 ヤコブは尋ねて言った、「どうかわたしにあなたの名を知らせてください」。するとその人は、「なぜあなたはわたしの名をきくのですか」と言ったが、その所で彼を祝福した。
30 そこでヤコブはその所の名をペニエルと名づけて言った、「わたしは顔と顔をあわせて神を見たが、なお生きている」。
31 こうして彼がペニエルを過ぎる時、日は彼の上にのぼったが、彼はそのもものゆえに歩くのが不自由になっていた。
32 そのため、イスラエルの子らは今日まで、もものつがいの上にある腰の筋を食べない。かの人がヤコブのもものつがい、すなわち腰の筋にさわったからである。
・・・
相手を「神」と思ったヤコブだが、その気持ちを示す祭りがある。
◉愛媛)伝統の一人角力 豊作を約束 今治・大山祇神社 [愛媛県]:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/sp/articles/ASM6752VNM67PFIB007.html#:~:text=%E5%BE%A1%E7%94%B0%E6%A4%8D%E7%A5%AD%E3%81%AF%E6%97%A7%E6%9A%A6,%EF%BC%92%EF%BC%90%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%82%92%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%9F%E3%80%82
以下資料より:
御田植祭は旧暦5月5日に行われる。一人角力は、「一力山(いちりきざん)」という力士が、見えない稲の精霊と三番勝負で相撲を取り、精霊が2勝1敗で勝ち越すことで豊作が約束されるという神事。一時途絶えていたが、1999年から市職員の菅貞之さん(44)が一力山を務め、今年で20周年を迎えた。
(引用感謝)
そっくり同じではないが、相撲のルーツである事は理解できる。
一力山 → ヤコブ
ヤコブへの祝福として豊作を願っており、神へのリマインダーという役割を持つ。
大相撲なら、力士が願う「勝ち越し」は、ヤコブの受けた祝福に繋がる。
■正体を見破っている日本
日本の出雲勢力は、旧約の民。
それで、相撲の相手が天の神の使いと重ねていただろう。
しかし、後継の大和勢力は「イエスの弟子」であり、真相を聞かされていたはずだ。
→ 相手は「前の神」(世の神)である
「平和の君」は、人間同士が戦う精神を好まない。このように見る。
→ 心を冷やす
そもそも、温かい人は戦いを好まない。
しかし、「相手が鬼」であるなら心を鬼にしてでも打ち勝たねばならない。
これが世界を纏める神の国の心である。
人は所詮、傀儡(クグツ)人形。
(シギやハマグリにされない事)
「鬼とも組む」・・・
それは鬼を相手と限定し、闘志を燃やす人物像と解すべきだろう。
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