イハのブログ

神の名を知ってますか?

数字で解く神界の事情



モーセの祭壇は四角だった。


周囲に「角」が四本。


角は、「机の足」の数でもある。


その意味は→ 安定


机の脚がもし「二本」なら?


→ 人が二本足で立った状態


(バランスを取らなければ倒れてしまう)


つまり人は、肉体的にも精神的にもバランス能力を必要とする存在。


バランスの備えとは→ 良心


精神的バランスは、人の良心で保たれ、それを失えば破綻する。


→ 人間らしさを失う

  (個人も社会も)




■鬼は良心を必要としない


神のふりをする鬼。

拘るのは、


→ 規則・法則


物事を法則通りに行えば、全てうまくいく・・・そう考えている。


いわば→ 機械の頭


実際、アナログの人間社会では通用しない論理である。


鬼が支配する社会は、良心より上に規則を置く傾向を持ち、多くの不幸を作り出して来た。



楽園でのアダムとイブは、良心の神に保護されており、安心して暮らしていた。



しかし、鬼が彼らを騙し、親神との関係を断ち切って楽園から引き離した。


法が与えられたが、それは神のふりをするために必要なもの。



「四角四面」という言葉は、法則や法規を意味している。


社会の安定を保つ、四本柱


本来、二本足で生きる人間には異質。

(四つ足の精神)


四つ足は→ 獣の社会を意味する


象徴としての「四」(四角)は、法を絶対視して、社会を運営する。


そんな状況を、聖書は「獣」と表現している。


法を中心にすると→ 良心を必要としない


※ 「弱肉強食」が適用されると安定する世界である。


初期の選民は、「獣の安定」によって運営されて来た。


→ 力さえあれば生き抜ける




■戦力重視の現代社会は?


キリストが来たのは、平和と安定を保つため「良心の重要さ」を教えるためであった。


しかし、彼が去って「二枚目」(墓の前の主)の時代になると、またもや四つ足の気風が支配した。


軍事力を強化しよう。

(食われないために)


世界は軍拡競争に陥った。


核弾頭を装備したミサイルを、競うように充実させ、獣社会の安定を保とうとする。


そこでは、イエスの良心が地位を失った。


現実の国家運営は、獣の精神。

良心は、駆け引きに利用されている。




■八の精神とは?


獣の「四」を二つ合わせた基準もある。


「獣」の二重基準→ 「八」の世界


これは、神の都合が割って入った状況。

(地上の神が運営している)


「船」という漢字に象徴されている。


→ ノアの大洪水(方舟で再出発)



世の神が、人の社会を消すためには、二重基準が必要であった。


「人類からの信頼」をいつでも裏切る。


積み重ねた系譜を捨て去り、別の人類に移行する。


いわば、「世界の切り替え」を示唆する恐怖の数字が「八」である。


※ 余談:この部分まで書き進んで休憩を入れた後、再開しようとしたら、記事が消えていた。実は、同一のタイトルで空白ページが生じており、前の記事を上書きしようとしていたのだ。(鬼?)「都合が悪いから消したかったのだろう」・・・そう思った。




■八がなぜ恐怖なのか?


縁起良しとされている「八」だが、本当にそうだろうか?


カタカナの「ハ」も上が閉じていない。


「ヘ」の文字を「通常の山」とすれば、「八の山」は「火山」である。


→ 突如として噴火する


これが神の気まぐれによって起こされると考えれば、「八」は緊張と恐ろしさの象徴なのだ。


人類の人口を八人に減らしたノアの大洪水も、その意味では「神の感情爆発」なのである。


→ 怒りの噴火


ホレブの山でモーセに出会った前の神は、こう告げている。



出エジプト記32章 (背教の民を捨てる)

 7 主はモーセに言われた、「急いで下りなさい。あなたがエジプトの国から導きのぼったあなたの民は悪いことをした。

 8 彼らは早くもわたしが命じた道を離れ、自分のために鋳物の子牛を造り、これを拝み、これに犠牲をささげて、『イスラエルよ、これはあなたをエジプトの国から導きのぼったあなたの神である』と言っている」。

 9 主はまたモーセに言われた、「わたしはこの民を見た。これはかたくなな民である。

 10 それで、わたしをとめるな。わたしの怒りは彼らにむかって燃え、彼らを滅ぼしつくすであろう。しかし、わたしはあなたを大いなる国民とするであろう」。



これが「八」(火山)の持つ意味。


神の祭壇が「四角」なら、それが「モーセから出た民」に移される・・・


「八の精神」は、こんな意味になる。


四角(資格)を→ 剥奪→ 他に移転


神の祭壇がヤコブの民から奪われ、モーセの血筋に移されるところであった。


(モーセがもし、爆発を止めなかったら)



 11 モーセはその神、主をなだめて言った、「主よ、大いなる力と強き手をもって、エジプトの国から導き出されたあなたの民にむかって、なぜあなたの怒りが燃えるのでしょうか。

 12 どうしてエジプトびとに『彼は悪意をもって彼らを導き出し、彼らを山地で殺し、地の面から断ち滅ぼすのだ』と言わせてよいでしょうか。どうかあなたの激しい怒りをやめ、あなたの民に下そうとされるこの災を思い直し、

 13 あなたのしもべアブラハム、イサク、イスラエルに、あなたが御自身をさして誓い、『わたしは天の星のように、あなたがたの子孫を増し、わたしが約束したこの地を皆あなたがたの子孫に与えて、長くこれを所有させるであろう』と彼らに仰せられたことを覚えてください」。

 14 それで、主はその民に下すと言われた災について思い直された。



「モーセが止めるかどうか」?


これに、選民の運命は掛かっていた。


この分岐点はあまり考慮されないが、

もし「噴火」が止まっていなければ、選民は消えていた。



数字で解くと、神界の事情は不安定。


それを乗り越えた今、「九」の時代に入っている。


「Q」の活躍が、この先の急展開を引き起こすだろう。


辛抱も、あと少しで報われる。